「私の告白無かったことにしたくせに


私が他の人の所に行ったら

自分の側に居ろだなんて、


そんなの自分勝手だよ!

好きなのに、相手にされないの

女の子扱いされないの


すごい悲しくて、辛いの


だからもうゆー君の側には…っん、」


何が起きたか分からないのは

俺じゃない。

きっと、こいつの方


でも何してるのか、分からないのは


たぶん俺だと思う。


唇に柔らかい感触が乗っかって


ああ、キスしてるんだって

気付く。