愛すべきストーカー女



思い出すと色々出てくる事に苦笑いした。


「いつの間に、こんな思い出溜まっちまったのか…

本当、迷惑な奴」


人の心に土足で踏み込んで

色々、乱して帰ってく。


それなのに、それを整理していくと


あいつの温かさに気が付くだなんて。


「デート…か」


構うもんか。


そんな奴が他の男に尽くすくらい

他の男に笑顔を向けるくらい

他の男に好きだと言うくらい


構うもんか。

そんな奴が