愛すべきストーカー女




一人、清々しい気分で家に帰る


帰り道だってうるさい奴はいないし


家に入ってくるやつもいない。


本当に快適だと思う


ガチャリと音を立てて家に入り

ベットにダイブすると


…。


無音が目立つ

静かなはずなのに、その静かさがうるさくて仕方ない。


「んで、こんな落ち着かねぇんだよ!」


寝てしまえばいい

そう思ってベットに潜りこむと、その毛布もとても冷たかった。