シンデレラ・ストーリー





「おはよー、りっちゃん!」






清々しい挨拶♥


爽やかな笑顔♡








さあ、皆の衆しっかり見なさい。








ここに完璧な女の子がおりますよ。









「なにその顔。きもいよ。」



「言葉を改めなさい、友よ。」



「きもい。」




「.........」








がんばってみんなにアピールしなければならない。








あたしは間抜け女子なんかじゃなくてパーフェクト女子なんだということを。








まだ間に合うはず。








終わりよければすべてよし、なんだから!(←イミフ。)








そうこうしているうちに先生が教室に入ってきた。










あたしは自分の席に座った。