「おはよ・・・ってえ??
   どうしたのその顔??」

「え??何愛美?」

「いや、なに?じゃなくてどうしたなんか見るからにも

       暗いオーラが出てますけど??」

「あ、うん・・・・」

「ちょ、とりあえず屋上いこう」

「さ、なにがあったのか話して??」

「うん・・」

話そうとしたとき 頬に一筋に涙が落ちた

「え??ちょっとなにめいさ??!!」

「あ、ごめ、ごめん・・・・」

涙が止まらなかった

昨日、からずっとたまっていた不安がいっきに破裂した


「ゆっくりでいいからあったこと話な?」

「う、うん・・・」

「昨日、2組の子たちが賢汰のことかっこいいっていてって
    1人の子が賢汰のことが好きっていってて
       で、今日告白するって言ってたから
  不安になっちゃって・・・」

「ああ、そういうことか・・・」

「めいさ! だいじょうぶ!!!!  
    自信もって待ってな!!」

「だいじょぶだから!!!  賢汰ならokなんて出さない!!」

「う、うん・・・信じてる」

「ね!ほら涙吹いて」
「うん!!」

賢汰ならだいじょうぶ!!

そう、信じて待っていた

ガッラ!

教室のドアが開き
賢汰が入ってきた

「はよーーー」

「遅かったなあ賢汰」

「ああ、なんか2組の女子にコクられた・・・」

ふと耳に入った

あ、告白されたんだ

でも、不安になるな!!だいじょうぶと自分に言い聞かせていた

「で、返事は?返事は?」
「は?もちろん断ったよ」
体の力が抜けていった

はあ、よかった・・・・・
信じてよかった!!

「なんだあつまんねえーー」

「つまんねえーって俺好きなやついるし・・・」

「えーーーー????」

「おま、お前声でけえ!!」

「あ、ごめんWW」

え?好きなやつ?いるんだあ・・・・

そっかあ。。。

やっぱりいるよねえ・・・・・