明桜side

ヒソヒソと隣のクラスの女の子たちの声がふと耳に入った

「3組の本川賢汰って子けっこうイケメンじゃない?」

え?賢汰の話?賢汰っていう名前だけで

もう、その話が気になってしょうがなかった

「確かに!」

「だよねえ、スポーツできるし頭いいしかっこいいし」

「私、好きかもww」

「まじっでえ??コクちゃいなよwww」

「ええ??どうしよかあ言っちゃおうかなあww」

え?賢汰の事好きなの?告白するの?

確かに、言われてみれば賢汰は昔からスポーツ万能で
頭もよくいつも成績優秀でなおかつけっこうかっこよかった

から女子からの人気はあった・・・・


よく考えると小4の時ぐらいからすでにモテてたなあ

6年の女子とかからも告白されてたしなあww


でも、賢汰はどんなかわいい子に告白されても

OKは出さなかった

やっぱ好きな子いたのかなあ??


すると・・・
「うん!私やっぱりがんばって本川くんに告白してみる!」
という声が聞こえた・・・・

え???

告白するーー???!!!

どうしよう、賢汰今すきな人とかいないぽかったし

OKだすかもしんない・・・・


どうしよう/////


「私、明日本川くん読んで言うね!」

「がんばれ」

え?明日?

そして、消えそうなぐらい暗い気持ちで次の日を迎えてしまった

ああ、今日賢汰は告白されるのか

OKするのかなあ?

いや、ことばかり頭の中をよぎっていく