……紙コップに入ったお茶は夏実の手から すり抜け、俺のベッドに落ちた。 ……ベッドは……ずぶ濡れだった。 「本当に、本当に、ごめんね!!」 そう言って、涙目になりながら、 俺のベッドをゴシゴシする夏実。