「あ、あのね!今日、杏奈ちゃんたちが いつもより早く来るって!!」 ……杏奈?そいつ……だれだっけ? 「ほら!健くんの彼女と黒髪の男の子だよ!」 あっ……もしかして“アイツら”? 俺がそう思った瞬間。 ──ドタドタッ。 病院の廊下に響く、足音が聞こえた。