俺はこれ以上言おうとしている杏奈を手で制した。 「……うっ。じゃ、もう言うよ」 杏奈はあきらめたように言った。 「あのさ、健って……記憶喪失じゃん? でさ、あたし、健との思い出を 健に話したの……でも……!!」