メガネとクッキー【短】

嬉しそうに笑っているが。


「うん、やっぱ似合うねー」


それは素直に嬉しかったけど。


必死ににやけそうになるのを抑える。



「鈴も似合うけどな。」



俺はメガネを返しながら

言っていた。


本心が漏れた。


これだから鈴に馬鹿にされるんだ。



だが鈴はメガネを受け取るとそのままかけずに、ギュッと握っていた。