メガネとクッキー【短】

「違う。他の女子からもらえた?って意味。」


「…主語をはっきりさせて言えよな。」



こういう会話は昔っから変わっていない。


「で、どうだったの?」


鈴はまた俯いた。


話しをしながら勉強できるってすごいな。


「もらったよ…余りだったけど。」


余ったやつを安売りーみたいなノリのやつに押し付けられたものを1つだけ。



「…あっそ。」


鈴はそっけなく言った。



会話が途切れる。


そりゃ10年以上一緒にいれば、話題は尽きる。