メガネとクッキー【短】

「……いるよ?」



俺が呟くと、鈴はやけに冷静な目で、俺を見返してきた。



「…誰?」



誰……?


そんなの、決まってるじゃないか。


別に、隠すことでもない。


幼なじみだし。


ずっと片想いしてきたんだから

ちょっとくらい言ってもいいだろう。



俺は静かに、息を吸い込んだ。