メガネとクッキー【短】

「あのさ…」


鈴は改まった様子で、手をもじもじと組み合わせた。


「…何?」


期待してしまうじゃないか。



「奏斗って、好きな人…いる?」



期待してしまうじゃないか。




俺は鈴を見つめた。


チラッと視線を上げた鈴と目が合う。