星に願いし恋

「じゃあな!明日迎えに来るから、待ってろよ」

明日から、3人と一緒に行くことにした。

女子じゃなくて男子と行くって、他の人に何か思われるかもしれないけど。

それでも、3人といた方が安心できる気がした。


ベッドに寝る。

今日は疲れた。

でも、すごくいい日だった。

お母さん。

昔言ってたよね?

出会いは偶然じゃない。

その人にとって必要だから出会いがあるんだって。

祐樹もそうだよね。

失ってばかりの私に必要だったから、会わせてくれたんだよね。

本当にありがとう。

やっと、その言葉の意味が理解できました。

携帯を手に取り、メールをする。

送信先はもちろん祐樹。

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今日はありがとう。

もっと素直になろうって思う。

涙と笑顔って言葉、

私の中に戻って来た。

感謝します。

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そしてもう1人。

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ごめんね。

私、海咲ちゃんのこと応援できない。

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そう。

素直になるんだ。

明日から、いや。

「今日から」ね。