RURI.viewpoint
私...
ルリ・デモンズは悩んでいた...
私の目の前に獣達が数匹いるからだ...
サーベルフェンリルもいる...
しかも何にも役に立たない人間を守っている...
兄様...
なぜ私にこんな事をさせるのです..!!
しかも
この人間..
急に
ごちゃごちゃと訳の分からない言葉を喋っているわ...
死にたいのかしら..
いや!!
兄様に頼むと言われたからには
私
ルリ・デモンズは
この男を守らなければいけない...!!
そのように考えていると...
左の方にいた獣達が私めがけて走って来た..!!
2匹は私の正面から飛びかかり..
もう2匹は私の左右から突っ込んで来た!!
チッ
先にしかけてきた!!
私は
大きく息を吐き
一歩大きく後退した...
ドオン..!!
先に飛びかかって来た獣達の攻撃は空振りに終わる...
よし..!
思いどうりに体がついて来る!!
次に左右から突っ込んで来た獣達は尻尾を頭の上から
つき出している...
毒針か..
私は聖剣を構えて
2匹の毒針を受け流して行く...
遅い...!!!
私は
ケイト・デモンズの妹よ..!!
そんな攻撃..!!
効かないわ!!
ガッガッガッ!!
ザシュ....!!
あまりにも遅かったので私は聖剣を
2匹の
獣の尻尾を狙って斬り裂いた!!!
ボトッ....
毒針がついた尻尾が落ちると同時に
獣達が咆哮を上げる!!!
「グギャーー!!」
痛みからくる叫びだ...
バッ...!!
倒れゆく獣の上を越えて
飛びかかって来た
獣の1匹が私に襲いかかる...
私は襲いかかって来た獣の下に
仰向けのような形で滑り込んだ...
そして隙だらけの獣の腹めがけて聖剣を突き立てた...
ズシャーー.....
獣の皮を斬り裂く音と共に私は獣の下から滑り出た...
