((よくも...!!!
我らが同胞を!!))
なんだ...
何か聞こえる....
声....
いや...
声と言うより頭に響いてくる感覚だ...
言葉が通じるんじゃないか...?
.....
...
よし..!!
僕は意を決して
少し前に出て獣達に話しかけた..!!
「「おい!!
お前ら僕の言葉が分かるか?
分かるなら聞いてくれ!!!」」
((!!!))
「ちょっと!!
アンタ下がりなさいって言ったでしょ..
しかも何
意味不明な事
喋ってるの!!」
ルリが怪訝そうな顔で叫ぶ...
ルリは僕の言葉が分からないのか?
今
普通に喋ったと思うんだが...
((人の子が我らの言葉を喋ったぞ))
((なぜ人の子が..))
獣達は動揺している..!!
「「退くんだ!!
君達は....
彼等には勝てない..
その証拠に君達の仲間か沢山死んでるだろ...!!
犬死にするぞ..!!」」
((どっどうする?...我等では判断がつかん..))
獣達が話あっている...
この様子だと退いてくれる...
と思った時....
((惑わされるな...
奴等は我らを皆殺しにするつもりだ...))
!!!
僕の後ろから声が響いた...
すぐに声の主の方へ顔を向ける..!!
そこには黒く牙の長い獣がいた...
フェンリル!!!
((ほう...
人の子のくせに我等の言葉がわかるのか....?
......
...
お前は確か
あの時の....
ふふふ...
ますます面白い....))
何言ってるんだコイツ..
笑ってるのか...?
ルリがフェンリルに気がつく..
「フェンリル..!!
なぜここに..!!
はっ!!!
あちらは陽動...
こっちが本命か!!!」
ルリはポイズンマンティコ達と
フェンリルを警戒しながら舌打ちした...
