「3日!!?
そんなに寝ていたんですか?...
あまり時間が過ぎた感覚がないんですけど...」
3日間...
この人達は僕に3日も付き添ってくれたのか...
こんなに役にたたない
しかも会って間もない人間に....
元の世界の人達は
こんな事はしないだろう...
いや....
してくれる人はいても多分ほんの一握りの人達だろうな...
こちらの世界も
あちらの世界...
地球も....
同じなんだろう...
ファ...
おや...
なんだが優しい風が僕の顔にあたる...
「そろそろ森を抜けるわ...
もう少しでエティン国と
ウルスラグナ国の検問所に着きますよ...」
ルリが額の汗をハンカチで拭きながら言う...
森を抜けるのか...
パアッ....
少し眩しい日の光が僕を包み込む...
最初に写り込んできたのは壮大な草原だった...
はぁ~....
すごいな......
なんか解放感が
凄く気持ちがいい~
いたるところに木が生えてるけど
限りない草原に近いな...
おや...?
あそこ城壁のようなものがある...
門もあるな...
近くには人かな
結構いるな..
あれ..
でも何んか急いでいるな...
門から鎧を着た人達が5~6人出てきた...
凄い見幕で列の最後尾に走って行く...
「獣か....」
目を細めてケイトが呟くと
その場が走り出した.
..
速い....
無駄のない走り...
風のように走りぬけていく...
「ルー!!!
大地を頼む!!!」
とケイトが叫ぶ...
「ちょっ....
兄様!!
何で私がコイツのお守りなんですか!!!
...
..
もう!!!」
ルリは地団太を踏んでくやしがる...
