「偶然だな...
君は運が良かったようだ...
あの場所は本当なら寄らなかったんだ...
獣達と戦闘していたら
あの付近に来てしまってね...」
彼は微笑みながら僕に言う...
偶然...
運....
本当にそれだけなのかな....
何だか違う何かが動いていた...
ような気がする
勘だが....
ガサッ
!!!
何かがこちらに来る気配がする...
僕はすぐに起き上がれる体勢をつくる.....
物陰から見知った人物が現れた...
少女...
確かルリ・デモンズ...
僕を殴った奴....
少女もケイトと同じ格好をしている...
彼女は不機嫌そうな顔で僕を見た...
「やっと起きた....
全く
貴方のせいで無駄な体力と時間を浪費したわ...」
何だよ...
このガキ少しカワイイからって
そんな言葉はないんじゃないの...
などと
毒舌をはきながらルリは近づいて来た
何か手に持っている...
干し肉の様なものだった...
「お腹空いてるんでしょ...
運んでる途中でお腹なってたから...
これ...
食べなさい...」
干し肉の様なものを
差し出された...
ぐぅ~...
確かに空腹感が凄い...
まぁ
あれだけ走って怖い思いもしたんだ...
ありがたくいただきます!!
干し肉の様なものをルリから受け取った...
ムシャ...
うん!!!
美味い!!!
お腹が減っているせいもあるけど本当に美味しい...
案外いい奴なんだね....
ガキって言ってゴメンよ...
などと心の中で思っていたら...
ルリがニヤニヤと怪しい笑顔をしてる...
嫌な予感...
