センパイとワタシ




 ・・・キーンコーンカーンコーン・・・

「はい、みなさん。今日の朝のHRの時間は2の5に転入生が来ましたので、その紹介をします」

 
 そう言われた瞬間、クラス全員の視線が集まったのを感じた。

 身体が…瞬時に硬直した。


「それでは、転入生に自己紹介をしてもらいましょうか」



 どうしよう…

 緊張して口の中がカラカラしてる…

 
 こんなに多くの視線が集中してたら上手く…話せる自信がない…

 


 怖い…




『・・・って・・・成・・・ぜ!』

「!!」


 
 え…っ!?

 何これ…

 頭の中にセンパイの声が響いてる…?!