トランプが全員出て行った。

理「どう思う響斗・・・お前の家の文献と違うなぁ」

響「・・・・・・・・特には」

理「お前はどう思ったかい?菖蒲?」

菖蒲と呼ばれた少女は黒い髪に黒い瞳

しかし美少女と呼ぶにはほど遠い顔立ちだ。


菖「おばぁ様・・・・あれが本当に機械なのでしょうか・・」

理「そうか・・菖蒲には人間に見えたか・・まぁ確かに核(コア)をなくせば普通の人間だけどねぇ・・」

菖「?」 

理「あいつらの血は黒なんだ。」

響「っとあなた方魔女と我々魔術師に伝わる文献に伝わることです。」

理「・・・・・」

響「知ったかぶりをしないでください。」

菖「・・・それでも私には人間のようにみえました。」

理「協力してやりなさいよ。」

菖「わかっております。おばぁ様」

小さな微笑みを浮かべる菖蒲。