キーンコーンカーンコーン





「よしみんは席につけ」




先生が喋る。






「ねーねー♪磨梨!学校終わったら遊びに行こう♪」



隣の美希が話かけてくる。


美希は私の親友。


栞那美希(カンナ ミキ)



すごく可愛いんだぁー♪




フワフワしてて抱きしめたいくらい。



だからそく返事はOKしたいけど…



「ゴメンっ今日アルバイト!」



「えぇ!!残念。美味しいクレープ屋見つけたから一緒に行こうと思ったのに」



「本当にごめん」



クレープ屋行きたいんだけど。
か今日は店長いないから私が行かないといけないんだ。



すると美希が

「そんなに可愛い顔されたらもう何にも言えないよぉ」




「可愛い?誰が?」



「磨梨に決まってんじゃん!!本当に天然なんだから…磨梨は美人なの!いい加減自覚しろ~」


「だからぁ私は美人でもないし可愛くない!」



「このぉ。天然が!!自覚しろぉう」


美希眼下いっほうが


「だか…「こらっそこうるせぇぞ!」」


先生が怒ったような声で言った。




「「すいません」」


二人声がそろった。



「お前ら放課後、図書室に本片付けにいけ」



先生がそう言うと先生は隣にある20冊くらいの本を指さした。



「え~やだ。」




美希が言った



「俺の話聞かない方が悪い」



「はぁい」


そういえば図書室ってどこ?



てか私アルバイトあるよっ。



どーしよ。