それから何気ない話に夢中になっていたあたしは、ふと周りの景色が自分の家に向かう道のりじゃないことに気がついた。 「先生。これどこに向かってるんですか?」 「ん?ちょっと遠回りして帰ろうかなって。」 もしかして、先生はあたしの為に遠回りしてくれてる…? あたしが話をするのを待っててくれてる? ごめんね、先生。 でもありがとう。 .