帰り道。 いつもは麻琴が隣にいるのに、ここ最近は バイトでいない。 「さみぃ…」 首もとが、スースーしていて 寒い。 麻琴からのバレンタインは、市販のチョコレートだった。 手作り…食べたかった。 「―――――…は?」