私の彼氏のななくん。



なんとも可愛い系男子。

モテる。嫌。




私はななくんの事大好き。

ななくんも、私の事が大好きみたい。






最近色々あって…まぁ、想いを言い合った。
すごく嬉しい…




「ななくん!帰ろ!」






もう…自分を隠して、ななくんに良いふうに思われようと、頑張らなくてもいいんだ


「麻琴、俺マフラー買いたいから ちょっと寄ってっていい?」




「いいよっ」





――ななくんは、真剣にマフラーを選び抜いて 買った。



でも、なかなか上手くマフラーを巻けないみたい…、可愛い。




「違うよななくん。こーやって…」





ななくんの首に、マフラーを巻けつけようとすると、ななくんの顔が近くてビックリした。


私今、絶対顔赤い。




ななくんの方を見ると、ななくんも真っ赤。


そして、ななくんに真剣な瞳で見つめられ…その誘惑に負け、私とななくんは
2回目のキスをした。



それは大人の……キス。
クラクラする。





「ははっ。麻琴可愛い!」



「~…!」




ななくんは、軽々とそんなこと言うからモテるんでしょーよ…。



ムカつく




だから、私も仕返しに ななくんのほっぺにキスをした。


私ばっかりドキドキしちゃったら、不公平でしょ?







「麻琴…やったなー?」

イタズラをする前の幼い男の子のように笑うななくんが、大好きでたまらないでいます。


















―END―