猫系男子



その声を振り払ってまで立ち去ることなんか

できなくて思わず立ち止まる



「…」

謝罪の言葉も何も口にしない私に舜が口を開く

「昨日の、どういうこと?」

「…ごめんなさ、」

「そういうことじゃなくてっ」

少しずつ近づいてくる声はもうすぐ後ろにいて

「どういうこと?」

優しく発せられた言葉