猫系男子



くりっとした瞳とあった目が離せなくて

舜がそらすまで見つめていた

「あれだ、待たせて悪かった」

靴を受け取った手に握らされたのは

ポケットから取り出したイチゴミルク

「お前試合ん時いつもこれ飲んでたろ」

涼しく話す彼の言葉に少し体温が上がって

覚えててくれたんだとか勘違いしそうになる