はぁ!? そんなの有り得ない。 そんなの絶対無理。 林君が持田に取られるとか、ぜーったいに嫌! 「私、林君のバイト先に行ってくる!」 大声で叫び、部屋を飛び出す私に 「あー、頑張れー」 「兄ちゃん取り戻して来いよー」 なんて声が飛んで来る。 まだ取られてないわ! てか、私が怒ってる方なのに何で私が焦らなきゃ駄目なのよー! なんて思いながらも、走る足は止めらんない。