できたうどんを運ぶ。 「はい、どうぞ」 「私の分まで… 女子だからって、 気を遣わなくていいのに」 「今、水くんでくるね」 「おいしいね!」 「う、うん…」 口が乾いて 水を含んだ。 「…どうしたの? なんか、変だよ? ずーっと、外ばっか見て…」 「……。」 「…変なの。」 …今は、12時半だ。