むかーしむかしの
そのむかし


ずうっとずうっと
むかーしのおはなし


世界にはまだなぁんにもなくて


ただただ闇が広がっているばかりでした


天と地はその境を持たずに混ざりあい、互いを互いとせずにまるでひと続きのように在ったのです