あれからずっとあたしの片想い…


きっと一夏はあたしのこと"妹"としか見てないんだろうな…


そんなことを考えていると


「あっ、そうだ優!」


一夏は何か思い出したように話しかけてきた。


「何?」


首を傾(カシ)げながら聞くと、一夏は何かを差し出してきた。