「はぁ……」
私は玄関に靴を脱ぎ捨て、リビングへと向かった。
「お母さん、只今…」
「あ、おかえりー今日はカレーだよ?手洗ってきたら?」
「…うん」
夕食の準備をするお母さんを横目に、私は水で手を洗う。
水が冷たいせいで、手がジンジンする。
少し痛い濡れた手をタオルで拭いていると、後ろから足音がした。
「ねーちゃんおかえり!」
「あ、美織…ただいまっ」
この髪の色素が少し薄くて可愛い顔した子は私の妹の美織(ミオリ)。
性格は…ちょっと男勝り…かな?
強気で意地っ張りな所もあるけど…可愛いところも多々…
小学6年生で…彼方の弟、伊織(イオリ)と同い年で幼なじみ…
まぁ私と彼方のような関係?…かな?
日向と彼方の次は美織と伊織…
どれが兄妹かわからない…
「ねーちゃん、さっきね!伊織が美織の事怖いって言ってきたぁぁぁ!」
プンスカと怒っている美織。

