この想いが君に届くように




私はバスケ部。


昔から意外と運動神経はいい方だったから、中学に入って初めてバスケを始めた。



愛は茶道部。


愛の母方のおばあちゃんは茶道の先生で愛は小さい頃から作法なんかを教わっていたらしい。





部活が完全に終わり、皆それぞれ帰り支度を始めてきた。


私もそれを見て、帰ろうと準備をする。





準備が終わると校門へ向かう。



朝と変わらない寒さに身が震えた。


何となく、彼方が朝くれたカイロを手に持ってみる。




もう、熱は持っていなくて、冷たくはないけど、温かくも無かった。


校門の所で人を待つ。



いつも、私は校門の所に立って待つ。




彼方と私は、別に好き同士で一緒に帰ってるわけじゃない。


お母さん達が、心配だからって2人で帰るように言ってくるから。



でも、私はそれが嬉しい。

自分で言うのは…恥ずかしくてムリだけど、お母さん達が言ってると、しょうがないよねって言って一緒に登下校できる。






私は…心の奥底で、彼方を好きな子達にこれだけは、自慢出来る事だって…思ってる。