「あっ、でもね1つ桜井さんは間違ってることがあるよ。」




栄井さんは右の人差し指をたてながら言った

間違ってる事?



なんだろ?



栄井さんは私の近くまできて

耳元でボソリと





「一真はけして元からあんな地味じゃない

いやっ…それがいたについてしまっただけ。」





桜井君は元からじゃないの?


そして、いたについたって…どうして?


そしてなぜ




「栄井さんは私にそれを言うんですか?」



そう、なぜそんな事を今日初めて話した私に言うのか……。

そこが、一番気になる




「さぁ?僕のカンだよ


僕は君を見てきたしね……。」


ニコッ




栄井さんは笑ってから歩の所に歩いていった



そして、桜井君と目が合うと



「…なっ…なん…で…しょう…か」





言い



凄くオドオドしている。