『歩!黒瀬君!喧嘩はそれ以上やめなさい!』






と、言っても二人は…いや



歩は黒瀬君を一方的に殴り続けている。




もう、周りがみえてないほどに…


目が血走っている状態……。


こんな状態になってまでいるのは初めて


何回かこれほどではないけどあった…
けど目が血走っているのは初めてなのだ。


歩が歩ではない感じがしてならない

正直にいったらいつもの歩じゃないから……





恐い 。





けど、止めれるのは今までも私しかいなかった

それに、いつも最初の原因は私だし


もういっちょ頑張ろー!





『歩、もう私は大丈夫だからやめなさい!


一緒に高校卒業するって約束したじゃんか』







そう、言ったのだが歩には聞こえない。




ブチッ



………もう、キレていいかな?





うん、いいよね♪




うん、もうキレてるけど






スゥー


と息を大きく吸って





『歩ーー!いい加減にしやがれ


もう、そのへんにしねーと火の海にぶちこむ

ぞ!!』







シーーーーーーン




ふぅ~スッキリした。



歩もビックリ顔でこっちを見て固まっている


あっ、ついでにクラスの皆も黒瀬君も!




皆のポカーン顔ウケる~♪ 笑