キスをした後、俺はやべぇと、まるでお化けを見たかのように冷や汗をかいて後ずさりをした。 「顔…合わせらんねぇだろ…これ」 俺はそうつぶやいて部屋の隅っこでうずくまった。 でも…寝ているわけだし、気づいてねぇよな? 大丈夫…だよな? 黙ってれば大丈夫。 そうそう!! そう思ってみても、明日から顔を合わすことはできそうにない。 バレそうだから…。 どうする俺…。