無理無理。 はぁ…あっ! ここは麻栗に頼むか? 麻栗は顔見知りの奴なら誰の情報だって知っている。 きっと岬光のことだって調べ済みだろ。 とか思っていたらいいタイミングで麻栗と帝十がきた。 「おい麻栗。頼みがあるんやけど」 「無理。岬光のことやろ?それは自分で何とかしろよ」 はぁ…何てことだ。 麻栗がそんなことを言うなんて。 一か八か頑張るしかねーのか。 なんて声をかけよう。 “楽しんでるか?” それはちょっと…。