アイツ…まだ俺を見てくれないわけか??



黒縁にしたんやけどな…。



こうなったら無理やりにでも俺を見てもらうしかねぇみたいだな。



「おい美知。お前の好みを教えろ」


「は?てか近いんですけど??」


「近くねぇ。んで?答えろよ」



俺は教室だっていうのに美知を壁に押し付けた。



ま、近いんだろう顔が。



それに動揺を隠しきれてない美知。



おもしれぇ…(笑)



顔赤くね?地味に。



ちっとは意識してくてんのか??



「メガネ…」



だからメガネにしたんだろ?