「だったら、気持ちぶつけて、吹っ切れて来ればいいじゃねぇか。その方が男らしいぞ?」



と強気で言ってきた想舞。



まぁ…確かにな。



でも…俺、そこまで強くねぇんだよ。



ダメなんだって…。



「おいおい。俺、マジでダチやめるぞ。早く言ってこい」



と真顔で押し出された。



まじか…。



そうとなったら行くしかないみたいやし…。



どうにでもなってしまえ。



そう思った俺は椎名のところに行った。



どこに居る?



探しても探しても見つからねぇ。



すると



「梓名なら体育館に居るぞ?俺が呼び出しといた♪」