「お前さぁ~さっさとせんと梓名、誰かに盗られるぞ?アハッ☆」



楽しそうだなぁ…ホント。



俺で楽しそうにすんな!



「面白がんな!てか、俺は別に梓名とどうこうなりたいとか思ってねぇし。ただ俺意外の奴とあんな顔、見せてほしくないだけ」


「嘘つくなって!お前さ、嫉妬するくらいなんやけさ?自分だけを見てほしいちゃうんか?」


「何で関西弁入っとる?まぁ…いいけどさ。…俺が告ったところでアイツは俺のことなんかなんとも思ってねぇよ」



だってそうだろ…?



梓名には別に好きな人が居る。



わかりやすすぎなんだよ…アイツは。



俺は知っとんやけ。



アイツの好きな奴。



それは…大〇智だよ!



俺にはアイツには勝てねぇ…。



アイツは芸能人で…梓名にとっては遠い奴。



でも…俺が相手にできる奴じぇねぇ。