「何さ…」



と俺がそいつとにらみ合っていた時、夜里が口を開いた。



「さっきは…悪かった。俺さ、久々に夜里の夢みてさ…それで寝坊して…」



俺がそう言うと夜里は顔を赤くした。



何赤くなってんの?



熱でもあんのか?



「どうしたっ…?熱でも…」



あるのか?と俺が言おうとした時、夜里は抱きついてきた。



何だよ…。



どうしたんだ!?



「何…?」


そしてそう言った。




    麻栗side*end