教室には夜里の姿はなかったため、廊下に出て、夜里を探した。



すると…思いがけなかった光景が…。



違うクラスの男と楽しそうに話している夜里。



誰だよ…。



何…夜里と楽しそうに話してんだよ。



夜里も夜里だ。



俺は居てもたってもいられなくなって声をかけた。



「夜里…ちょっと話、あるんやけど」



俺がそう言うと、夜里と話していた男が



「俺が今、話よるんやけど」



と言って睨みつけてきた。



何…コイツ。



なめとんか。