優しい…優しいキス。



帝十がどれだけうちを大事に想ってくれてるのかが伝わってくる。



そんなキス。



「帝十…」


「ん?」


「いつもありがとね」


「あぁ?こないだのやつ?」



……聞こえてたのか。



最悪。



恥ずかしいんですけど。



「コノヤロー!聞こえてたんだな!?」


「いや…恥ずかしかったんでねww聞こえてないふりした」



はぁ!?



そんな会話をして帝十はうちの看病をしてくれた。



看病というよりはただ、二人で寝てただけなんだけど。



これからよろしくね。帝十…。




  紅愛side*END