保健室に着いて、中に入ろうとしたとき、中から声がした。 それは聞き覚えのある声。 〈ちょっ先生…やめろって〉 〈いいじゃない?別に彼女いないんでしょぉ?〉 〈いや…居らんけど…好きな奴くらい居るし!〉 何の会話だよ…おい。 何かいやらしいぞ? 〈今日はその子のこと忘れて私を…ね?〉 何言ってんだよ先生! 帝十も帝十だよね!? 好きな人居るんやったらその人のことだけ考えろよ!!