「桜子?!」
「したです!落ちちゃって!」
「した?・・・ッ!!」
熊野くん・・・やっと会えた・・・
「今から行くから!!」
「え?」
ズズー
「っと・・・桜子、大丈夫か?」
「は、はい・・・」
まさか・・・滑り落ちてくるとは・・・
「立てるか?」
「多分・・・」
「掴まれ」
「はい・・・いたッ・・・」
「足・・・捻ってるな・・・」
「・・・」
「桜子・・・震えてる・・・」
「え?」
「寒いのか?」
「寒くはないです・・・」
「熱もないみたいだな」
「・・・」
「どうした?」
「・・・こわ・・・くて・・・」
弱音を吐いてしまった
熊野くんが助けに来てくれなかったら
今頃、私・・・

