昔、ここで祭りをやっていたらにいんだ。
小さい子から大人までいろんな人が祭りに参加してた。
そしてまた、今年も祭りをするぞと人々は盛り上がっていた。
そんなある日、遠くの街からこの祭りが見たいと何人かの大人と一人の少女が来た。
お前らと同い年ぐらいの子だ。
でもその子は、無表情で何もしないで端っこにある大きな石に座っていた。
「どうして笑わないんだ?」同い年くらいの地元の少年が声をかけた。
「楽しくないのか?」
それでも少女は無視をした。
「ほらこれ!たこ焼き!食えよ」
「ッ!」少女はそのたこ焼きを受け取って食べた。
「うまいか?そのたこ焼き俺の親父が焼いたんだ」
「お、いしい」
「やっぱりな!俺んちのたこ焼きは日本一だからな!」
「・・・」
「そうだ!明日も来るんだろ?」
「・・・コクン」
「明日、お前にいいもん見せてやるよ!」
少年と少女は約束を交わし別れた
明日ここで待ち合わせな!
「それで!どうなったの!!」
「そして・・・」
「せんせー」
「?どうした?」
「高山班と橘樹がいません!」
「!・・・桜子・・・」
「今何時だ?」
「12時です!」
「もう少し待ってみよう!」
「センセー続き!!」
「おー」
桜子・・・
ダッ・・・
「琉榎?」
琉榎side END

