「そんじゃ出発しよー」
しばらく歩いたところで
「あー!」
「早恵?どうした?」
「私の大事なキーホルダーがない!」
「え?!」
「さっきの休憩してた場所に落ちてるのかも・・・」
「戻るか?」
「あの・・・」
「どうした?橘樹」
「私心当たりあるのでとってきましょうか?」
「でも・・・」
「大丈夫です!すぐ追いつきますんで!」
「あのね、白うさぎの」
「リボンのやつだよね?」
「そう!」
「それじゃあ頼むわ、橘樹」
「はい!」
「気をつけてね!」
「はーい!」
「・・・」
「琉榎?行くぞ?」
「あ、うん・・・」
「ニヤ」
私は早恵ちゃんのキーホルダーを探しに戻った
でも、このあとあんなことが起こるなんて
この時はまだ、わからなかった

