「それじゃあ明日から気を引き締めて授業を受けるように!以上だ!」
「「「さよーならー」」」

やっと終わった・・・
さっさと帰っちゃお

「桜子!」
「ギクッ」
「一緒に帰ろ」
「い、いや・・・多分私たち家逆だと思うし・・・」
「家どこ??」
「え・・・○×町だけど・・・」
「近くにスマイルスーパーある??」
「うん・・・」
「もしかして、屋根の色紺色?」
「う、うん・・・」
「やっぱり!」
「ま、まさか・・・」
「となりー」

最悪だ・・・
どうしてここまでつきまとってくるのだろう

「じゃあ帰ろー」
「うわぁ!」



「佐久真?どうした?」
「・・・」
「さーくーまっ!!」
「うおっ!な、何?」
「何?じゃねえよ!どうしたんだよボーッとして」
「いや・・・なんでもぇ・・・」