瑞希何とか言ってよ!



心でそう願ってた。


新しくできた友達なのにここで喧嘩したくないよ。




「いや、俺たち付き合ってるよ。しかも小1から。」



「「え!?」」



舞と莉奈がそろえてビックリしている。



「そうだったんだ…」



舞は納得してくれた。


けど莉奈は…



「諦めないから!瑞希くんは私のモノだから!!とらないでよ!」



まてまてまて!



そっちがとろうとしてるんじゃあ…



「美優大丈夫?早く帰ろ!」


「う、うん」


莉奈…泣いてたけど大丈夫かな…?



「莉奈は私に任せて!気をつけて帰ってね!」



「「ありがとう舞…」」


声をそろえて瑞希と言った。


瑞希と私の声がはもったから舞は顔が真っ赤っかだった。