その男子の目は絶望しきってた。

『もう何も信じたくない』と、語りかけているようでもあった。
 
確か私はそれを見た瞬間、
___七最低、と心から思った。

私にはあの男子の近くにいたいと、こういう状況でありながら思ってしまうのである。

___あぁ、私はなんて我がままなんでしょうね。