「--綾瀬由紀...です。」

少し小さめの声だけど、素直に答えた。



...由紀か、かわいい名前だな。
雪のような白い肌がから、ぴったりな名前だ。


「雪な、分かった。
俺は、高橋秀だ。
また明日な、由紀。」


そういいながら軽く手を振った。


「う、うん。
また明日。」


なぜか、また小さな声で由紀はそういった。


なんで小さな声なんだろう?
まあ、明日が楽しみになったからいいか。



あー、
早く明日になんねーかなー。